転職する勇気〜Part2〜

退職願のイラスト

「転職する勇気〜Part1〜」の続きとして、前職で転職するまで周りの人がどのような感じだったかをご紹介していきたいと思います。

転職完了するまで

転職活動の完了の中には、在籍している会社を辞職することも含まれています。転職活動にて、良いと思える会社への内定が決まった後に待っているのが、周囲への退職の意思表示です。何気ない不安が過ぎると思いますが、初めて転職を考えている人が感じそうなことを私ベースで挙げるとすると、以下のようになります。

  • 職場・家族に反対されるのではないか
  • 退職手続きが順調にいくか
  • 有給が最後まで消化できるか

職場・家族に反対されるのではないか

職場での意思表示

私が一番緊張したのは、直属の上司に退職の意思表示をする時でした。それまで、「退職を考えていて転職活動をしている」ことは妻しか知らない状況でしたので、会社に在籍している人で一番最初の報告となったので余計に緊張したのだと思います。

この時の上長の反応は、それぞれかと思いますが、当時の上長は、やんわりと反対するような感じでした。転職先の会社が安定している会社なのか、そこでは働き方でやっていけるかなど、割と心配するような口調でした。特にその場で悪い思いをしたことはありませんでした。

人によっては、そこで嫌な思いをするかもしれませんが、どこで働くかは自分の自由なので、意志をしっかり持って最後の山場だと思い、貫き通しましょう。転職先も決まっている段階で、意志が揺らぐ人はいないと思いますので。

ここからは早かったです。

部長、取締役、社長まで話が伝わっていきました。それぞれの役職の方々と会話する機会があるかもしれませんが、チャンスだと思って自分の将来のビジョンを話しましょう。会社でそれなりのポストにいる人と1対1で会話できることなんて滅多にありませんし、そのような場で、将来のビジョンを語ると、言ったからにはやらなければと自らを奮い立たせる原動力にもなります。また、言霊と言う言葉もあるので。

ここまでくると、社内の関わりがあった人や同期の人などに話が広がるのは早いです。ここで一つ注意した方がいいと思ったことは、「最初に転職の意思表示をする相手は、直属の上長が良い」と言うことです。噂はあっという間に社内中に広まると言うことを体感しました。このような重大な連絡は正規ルートで伝達されるべきです。社内で仲が良かった人たちには、その後ゆっくり報告しましょう。それで、背中を押してくれる人は、今後も繋がっていきたいですね。

家族へ意思表示

家族といっても、妻には転職活動を開始するときに話しているので、ここで言う家族というのは、親のことです。おそらく心配の嵐でしょう。職場より質問攻めに合うかもしれません。

私の場合は、前の職場で退職の意志表明をした後に親に連絡しました。なので、親が反対しても後には戻れないと言う状況を作りました。

以前から私は親と会話の中で、今の職場では身に付けたい能力は身につかないと話していたのもありますが、さすがに、退職すると伝えた時は、ショックを受けたような顔をしていました。その後、質問攻めでした。。。笑

でも、最後は背中を押してくれました。

職場や家族に対して、退職の意志表示をするのは非常に不安な要素があると思いますが、強い意志を持って貫きましょう。意志がしっかりしていれば、今まで支えてくれている人たちは、きっと背中を押してくれます!

退職手続きを順調に進めるために

退職手続きを順調に進めるためには、いくつかのポイントがあります。

  • 働いている会社の就業規則を確認する
  • 働いている会社の人事担当者からの連絡には早めにレスポンスする
  • 担当している業務の引き継ぎをしっかり行う

働いている会社の就業規則を確認する

就業規則の中には、下記の項目が記載されているため確認する必要があります。

  • 退職希望日から何日前までに退職願を提出する必要があるか
  • 有休の扱いについて

働いている会社の人事担当者からの連絡には早めにレスポンスする

おそらく、退職の意志がエスカレーションしていくと、人事担当者や経理担当者から個別に打合せがあると思います。その予定決めや打合せの日を早めていくことが大切です。意外と退職に関する手続きは多く、時間を要するものです。退職の予定日が伸びないためにも、さっと手続きを完了させてしまいましょう。

担当している業務の引き継ぎをしっかり行う

担当している業務にもよると思うのですが、特に自分しかわからない部分についてはしっかりと引き継ぎを行う必要があります。しっかりと業務の手順をドキュメントに起こすなどしておきましょう。そして、上長に業務ごとに後任は誰の予定か確認し、連携を行うことが大切です。会社側も何も残さないまま退職日を迎えることはないと思いますが、残されたメンバーのことを考え正しく引き継ぎを行いましょう。また、最後まで力を抜くことなく業務を行いましょう。

有給が最後まで消化できるか

結論から言うと、できます。これは、法的に守られている権利です。

ただ、有給を最後まで消化したいということはあらかじめ伝えておきましょう。そのようにすれば、最後の仕事、引き継ぎの調整もつけやすくなります。

個人的には、有給は消化したほうが良いと考えています。もともとやりたいことをこの機会でやることをお勧めします。旅行に行くなり、好きな勉強をするなり、自分の好きなように時間を使いましょう。Time is Lifeなので、正しく判断を行いましょう。

まとめ

以上が私の退職体験記と考えになります。

勤めた会社ですから、思い入れのあることなどあるかもしれませんが、強い意志を持って全てを乗り越えましょう。この記事が皆さんの背中を押すきっかけに少しでもなれば嬉しいと思います!

続編としてPart3〜転職後の生活〜について紹介できればと思います。

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